経営コンサルタント毛利京申
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名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...

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2026/07/06

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。

昨日、ネットニュースで産婦人科が破産したという記事がありました。

破産理由は「少子化」とされていますが、私はこの説明に強い違和感を覚えました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2780801?page=3&shem=isphc,

なぜなら、少子化でも儲かっている産婦人科は全国にたくさん存在するからです。

私たち経営コンサルタントは、依頼を受けるとまず 赤字の原因を特定すること から始めます。

今回の産婦人科は1983年開院。 母親学級・安産教室・里帰り出産など、妊婦に安心感を与える取り組みをしてきたと紹介されています。

一見すると「やるべきことはやっていた」ように見えます。
それでも破産したということは、表面に見える理由とは別の“構造的な問題”があったということです。

ニュースでは以下の理由が挙げられていました。
• 出産数の減少で分娩件数が減った
• 医師の確保が難しく、24時間体制が維持できない
• 経営悪化で閉院が増えている
• 地域の産科医療の空白が広がる懸念
確かに事実です。

しかし、これだけでは「儲かっている産婦人科」の存在を説明できません。
ここに私の違和感の核心があります。

私の故郷・北海道栗山町は人口1万人。 それでも複数の病院・医院があり、産婦人科は医院が担っています。 さらに赤十字病院まであります。

出生数が多いわけではありません。 それでも医療が成り立っているのは、産婦人科が出産だけで経営しているわけではないからです。

実は、経営が安定している産婦人科には共通する構造があります。
• 不妊治療(単価が高い)
• 婦人科一般診療(慢性疾患で継続受診)
• 美容・アンチエイジング(自由診療)
つまり、 分娩だけに依存している産婦人科は経営が不安定になる ということです。

少子化の影響を受けるのは「分娩依存型」の産婦人科だけ。 複合型の産婦人科はむしろ安定しています。

どんな業種でも同じですが、 経営が傾いたら、まず専門家に相談することが最優先です。

原因が分かれば、改善策は必ず見つかります。

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