名古屋を拠点に全国で活動する
2026/06/12
名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です
早速ですが、あなたにはアドバイザーや軍師のような「師匠」はいますでしょうか?
先日、プレジデント社の
『そもそも戦国時代に軍師はいなかった。』
というコラムが目に留まりました
経営コンサルタントという職業は、
いわゆる現代版の軍師だと思っていたので、「あれれ?」と思って読み進めてみたのです。
すると、昔は「知者」と言われる
高僧(お坊さん)がアドバイザーの
役割を果たしていました。
パナソニックの創業者である「経営の神様」松下幸之助氏の伝記にも、必ず登場する高僧がいます。
真言宗醍醐派の僧侶、加藤大観氏です。
松下氏は加藤氏を自邸に住まわせ、その助言に深く耳を傾け、
取材などでも「私の軍師」と語っていました。
戦国時代であれば、黒田官兵衛や山本勘助、本多正信などの軍師が有名です。
当時の殿たちは、「自分に足りないもの」を自覚し、自ら教えを乞うていたのです。
では、どうして今の時代は、
そういう意識が失われてしまったのでしょう。
私は、学生時代から弁護士事務所に18年間勤務し、
5,000件以上の破産事件をこの目で見てきました。
その後、頼まれて実際に会社の再建を引き受け、
社長に就任して再建したり、以降10年以上、自ら経営者をやりながら経営コンサルタントを続けています。
だからこそ、経営者の意識というものを誰よりもよく知っています。
そこで痛感しているのが、昔のリーダーと比較して、現代の経営者は「覚悟」と「本気度」がかなり違うということです。
昔は、戦で負ければ待っているのは「死」でした。
自分だけでなく、家族や親族、家臣までもが死に追いやられます。
だからこそ、生き方、そして経営(領国統治)に対して死ぬ気で真剣でした。
よって、今のような「勘」や「思い付き」で動くことなど、万に一つもあり得なかったのです。
戦国武将たちの「勘(直感)」は、
現代の思い付きとは全く別物です。
過去の戦術、地形、天候、敵将の性格……。
それらを死ぬ気で調べ尽くし、
脳がちぎれるほど考え抜いた末にひらめく「極限の仮説」こそが、彼らの勘でした。
外れたら首をはねられるのですから、当たり前です。
一方で、現代の経営者が言う「勘」の多くは、ただの「勉強不足」や「行き当たりばったり」の言い訳に過ぎません。
これは、私が弁護士事務所時代に直面した、破産した会社のメインバンクの
リアルな本音でもあります。
私は、これまでコンサルの営業を一切したことがありません
すべて、ホームページやこのブログ経由でお問い合わせをいただいています。
なぜ、営業をしないのか。
もし私が営業をかけてしまったら、
本当に困っている会社であっても、
「そこまで言うなら、折角営業に
来たんだから頼んでみようか」
という、甘えや依存の意識でコンサルを頼むことになってしまうからです。
それよりも、
「このままでは倒産してしまう。
何とかしなくちゃいけない!」
と自ら危機感を抱き、ネットで必死に検索して、
モーちゃんに辿り着く。
そうなると、武士の時代ではありませんが、
経営者の「本気度」が決定的に違ってくるのです。
自発的に本気になった経営者だからこそ、変なプライドを捨てて、素直にアドバイスを受け入れられると思うのです。
結果として、再建が圧倒的にスムーズに進むのです。
私は時に、負債93億円を抱えた企業の再建を無給で引き受け再建したり、
人を助けるために、自ら身銭を切ることすらあります。
だからこそ、経営者自身が真剣でなければ、こちらも魂を込めて感情移入ができないのです。
今の時代の経営は、ますます複雑になってきました。
そうであるなら、修羅場の実戦で鍛え上げた「軍師」が、今こそ必要ではないでしょうか。
もう、一人で抱え込んで悩むのはやめにしませんか。
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