名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
いい話を見つけました。
東京商工リサーチのデータベースで、倒産から別会社で再起を果たした経営者732人を抽出し、復活の動向を追った。というコラムです。
私のピンチになっているクライアントにも別会社の設立を薦めています。
これをみると、一度破産しても別会社を設立して再起している人がたくさんいるようです。
私のクライアントのことを紹介しますが、守秘義務があるので、Ａ社としますが、企業再建中に、業種にもよりますが、預金やクレジットカードを押えられると中々再建の道は遠くなります。
よって、なるべく回避しなければいけません。
この会社は、リース代を滞納し￥するも毎月一部の返済をしてリース会社の担当者とは
示談交渉していました。
ところが、本部が、ＣＩＣという信用情報機関に、交渉中であるにも拘らず、事故扱いだと報告をしたようで、いきなりクレジットカードが使用不能になってしまいました。
そうなると、ガソリンや高速道路で使用不能になります。
ようするに、ブラックリストというものです。
こうなると、７年間はクレジットカードを作れません。
ブラックに乗ると、これからの借り入れにも支障を来たすので、破産せずに別会社を設立して、そこで業務委託契約を締結して営業をすることにしたのです。
この手法は前からやっていたし、私がホテルの再建をする時も別会社を設立したのです。

この732人の倒産歴は、1社が647人（構成比88.43％）、複数が85人（同11.6％）だったそうです。
倒産時の負債額レンジは、「1億円以上5億円未満」が253人（同34.5％）で最多だったが、1,000億円以上の巨額な負債での倒産を経験し、再起した経営者も2人いたとのことです。 　

もし、どうしたら良いのかわからないのなら、お気軽にご相談して下さい。
いくらでも活路はあります。

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