名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
私の友人の松下一功氏が、『共感ブランディングドリル』という著書を出しました。
この本は、図解で説明されていますので、解りやすい内容になっています。
簡単に言うと、ビジネスの基本は、「売ること」「買うこと」ですが、商売を行う上で、この発想をやめて「感動すること」「享有すること」にシフトさせ、ファンと口コミ伝道師に支えられたマーケティングの仕組みを作り上げるということでした。

基本的には、私が行っている己のイメージ作りです。
他の同業者と同じ売り方をしていたらいつまで経っても売り上げは伸びません。
私は、その会社の経営者そのもののキャラを売るようにしています。
解りやすく言うと、「毛利に会ってみたい」「どんな人なんだだろう」と興味を持ってもらい、毛利の言っていることなどに対し、共感してもらうことから始まり、この人なら信頼できそうだ。任しても安心だ。という流れを作りセールスをするということです。
この松下さんは、アパホテルのおばちゃんを例に取ってお話していました。

私の行っている仕事は、「企業再建」ですが、企業再建という仕事は、私が前面に立ってやることではありません。
その企業の経営者が、私の指導の下にやることなのです。
よって、本人が武器になり、その企業のキャラになりお客の心を掴まなければいけないのです。
その人の元々のキャラや魅力を発掘して、好感を持って貰えるように発進することなのです。
勿論、その会社の商品力も磨かなければなりません。
倒産する企業は、すぐに商品を売ろうとしています。
お客のほとんどは、商品を買いたいのではなく、その人の仕事ぶりやルィ・ヴィトンなどの既にブランドが構築できている商品ならば、ヴィトンを持っている自分を周りに見て貰いたい、凄いよね。とか素敵だね。と認知して欲しいから買うのです。
高級車に乗ることも同じです。
お金持ちだと見て欲しい。格好いいと思って欲しい。自分を認めてもらいたい。そんな気持ちで購入をしているのです。

先ずは、どんな商売でもここからがスタートだと思います。
このような売り方をしなければ、稀なく倒産してしまうのです。
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