名古屋を拠点に全国で活動する経営コルサルタントの毛利京申です。
私の趣味の一つにワインがあります🍷
このワインは昔は1,300円程でしたが、今では3,000円程に値上がりしています。
今日は、世の中には数えることができないほどの種類があるワインを例にあげて、如何に自社の商品をどうやって売るのかを話したいと思います。

まず、どんな商品でも生産して自社の倉庫に寝かしていても一本も売れることはありません。
これは理解できますよね。
特にこのワインという趣味趣向の強い商品は500円ぐらいから数百万まで、いくらでも種類があります。
そんな商品を、実際に手に取らせて買い物カゴに入れさせるにはどうするか考えてみてください。
ワインは、生産国、生産地、ビンテージ、生産者、ぶどうの種類で、味や金額のおおよそのことを割り出して買います。
このワインは、フランスのブルゴーニュ地方のピノ・ノワールというぶどうで生産されたワインです。
ブルゴーニュ地方で、ピノ・ノワールのワインを作る生産者は数百軒もいて、隣同士でも味は違い、また値段も違います。
生産者は、とにかくいちばん美味しいワインを作るために妥協点を見つけ出し、極限まで収穫時期を遅くして熟成させます。
ところが、急に霜が降りたり、雨が降ったり、場合によっては雪が降ってしまいます。
そうなるとぶどうの果実の甘い部分が中央に集中して外は水っぽくなってしまいます💦
この駆け引きで味が変わります。
そこから瓶詰めしたワインを倉庫で寝かせて熟成させます。
ワインは、数百年と歴史がある有名な蔵もあるので、そのような蔵には力のあるインポーターが付いているので、買い付けて海外に送ります。
このドリューアンという造り手は、かなりメジャーなネゴシアンなので、恐らく知らない人はいないと思います。
昔は雪印がインポーターをしていましたが、狂牛病の偽装工作が発覚した時にワインの輸入をやめてしまい、今は三国がやっています。
そんな歴史的背景もあります。
では、あるワイナリーを買ったとします。
それからワインを作り始め、いざワインが完成したとするとあなたはどうやって売りますか？
これがマーケティングです。
インポーターのような問屋に卸すのか？
それとも自分で買主を見つけて、直売するのかになります。
次にセールスポイントです。
この仕組みを知らなければ、どんな素晴らしい商品でも売れません。
ここに、当然には販売促進費がかかります。
この仕組みを勉強してみませんか？

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