愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦しんでいる企業の再建業務を行っている経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。

私の事務所に相談に来る人の多くは、既に条件変更をしている経営者や他の経営コンサルタントに再建は無理と断られた人、銀行から「そろそろ会社を清算したほうがいいんじゃないですか？」と言われた人など様々です。

よって、先ず、発する言葉は、「もう破産しか方法はないですかね？」と「このままだと破産するしかありません。何かいい方法はありますか？」の言葉が多いような気がします。

この時の相談者は、「心配で夜も寝れない」「何をやっても面白くない」という精神状態です。
私も何度も経験してきました。
そんな経営者に対し、私が自身の会社の再建をやってきたことのお話をさせていただくのです。
93億もの負債を抱えたホテルを無給で引き受けて経営したこと。
狂牛病の風評により、2億以上の負債を被り、今でもその返済をしていること。
すると、「元気が出ました。」と言ってやる気を出してくれるのです。
「上には上がいるんだな」とか「やればできるかもしれない」とやる気モードにスィッチが入るのです。

私は、「破産も廃業もいつでもできるんだから、取り敢えず再建に向けて前進したら？」と告げると、皆さん笑顔になります。
どんなビジネスも先ずは、「やる気」です。
足踏みしていても確実に靴は減るのです。
やるなら今しかないのです。

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