経営コンサルタント毛利京申
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こんにちは。

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2023/03/29

こんにちは。
愛知県を中心に全国で講演活動や企業のコンサルをしている経営コンサルタントの毛利京申(たかのぶ)です。

16年前に地元の商工会議所から「何とか地元の活性化のこともやって下さい。」と頼まれて立ち上げたのが『かちがわ大学』ですが、本日、第126回目の講義があります。
この大学は、地元の勝川商店街と春日井市の発展のために寺子屋的な社会人学習塾です。
当初は、私が毎月2回のペースで、500円の会場費を戴き、無報酬で経営や文化などについてお話しておりました。
その後、15回ほどやった頃からそこそこお金も溜まったので、外部講師を呼ぶようになりました。
今日のお話は、写真のとおり、『逆境を乗り越えた時、初めて成長する』というタイトルで、講師は世界を股にかけて活動している冒険家和田真人氏です。
和田氏は、パリダカールラリーに参戦したり、サハラ砂漠マラソン、そして今回は南極大陸マラソンと規格外のことにチャレンジして来たようですが、いつも死を覚悟したというのです。
皆さんは、死を覚悟した経験をお持ちですが、私も2回ほど死を覚悟しました。
一度目は、1998年の時です。弁護士事務所に勤務していた頃、銀行から紹介されたホテルの訴訟事件を引き受けた関係で、このホテルの経営相談もするようになりました。
すると、何と93億もの負債を抱えて、年商が8億という経営状況でした。
その後、オーナーから経営を懇請されましたが、代表取締役になって経営して欲しいという内容でした。その詳しい経緯は略しますが、オーナーとして全株買い取り、前年度よりも10%ダウンでも利益が出るように事業計画書を作成して、暗闇を船出しました。
ところが、代取就任して3日後に3億の訴訟を提起されたり、半年後には毎月1000万円ずつ資金ショートするようになりました。
運転資金は、3億ありましたが、このままでは3年も持ちません。
この時は夜寝ることもできずに1回目の死を覚悟したのです。

次に、2年後に4億の売上を伸ばして、ホテルを再建した翌年の2001年4月にホテルのリストラした社員らと大型焼肉店をオープンしたのです。ところが、9月に狂牛病の風評で12月に閉店を余儀なくされ、2億もの負債を抱えてしまいました。この時が、2回目の死亡です(笑)

よって、今日の講義は、よく理解できるのです。「逆境」とか「挫折」という言葉は、気安く言えますが、「死を覚悟」した時に初めて見える景色があります。
こうなると、笑うしかありません。そんな逆境に陥ったら、諦めて死ぬのか?それとも諦めずに立ち向かうかです。
一旦、劣勢になった会社を再建するためには、このような覚悟が大切になります。
こんな経験をした私の話を聞いてみませんか?


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